結婚を決める・快適な夫婦生活のために必要な生き方と距離感があります。
この人と結婚して良いかどうか・結婚してくれるかどうか不安になる人は多いです。
私自身も「本当にこの人で良いのかな」と不安になりましたし、家内にも伝えました(それが良いかどうかは別として(笑))。
「結婚は勢い」と言われるのは、冷静な状態だと今の生活を変えるメリットよりもデメリットの方を強く感じてしまうからです。
大きく環境を変えるときは勢いが大事
一方で結婚したのは良いけれど、その後、ずっと辛いという人もいます。
結婚して良いと思って結婚したのだけど、結婚生活が想像以上にストレスが大きくて大変という人もいます。
この二つのケースは状況は違いますが、根っこにある部分は似ています。
それが「自分自身のあり方」「相手との距離感」「幸せな環境とは?」という3つのポイントです。
結婚して良いか不安になるときは、「本当にこの選択で良いのだろうか」という不安が出てくるからです。
結婚して良いかどうかは一人で考えても答えは出ない
結婚は大きな人生の節目なので、自分だけで考えてもぐるぐるするだけで、答えにたどり着けないです。
条件は揃っている、でも不安という状況の時に、何かを考えようとしても良い答えは見つからないです。
それどころか不安になることばかり出てきます。
おまけに相手の事に対しても不安が出てきて、相手のあら探しを始めます。
これは「結婚する!」と入籍や同居、結婚式などの予定を決めたとしても出てきます。
不安が強くなりすぎると、決めたのに撤回するという事すら起きます。
大きな迷いを生むのは確信が持てないから

心がどこに向かって行ったら良いのか分からなくなっているので、結婚は決めているけど不安が強くなる感じです。
こういう場合、「どうしたら良いか」を中心に占っていきます。
結婚をこのままして良いかどうかで占うのでは無く、「結婚」に対してどういう風に向き合い、選択をしていけば良いかを占います。
大事なことは「結婚によって、これまでの生活の何が影響を受けるか」です。
どういう環境を作れば良いか、相手とどのように接したら良いか、どういう家庭を作っていけば良いかなどです。
もちろん、ご本人にとってです。
ここを抜きにして「二人の考える家庭像」を中心にしてしまうと、結婚後に辛くなることがあります。
今の時代は「相談者自身」が大事
相談者自身が大事なのは当たり前なのですが、結婚は相手もあることなので自分の想いを後回しにしてしまうことがあります。
あなた自身が安定・安心していないと、周りが「あなたの」ごたごたに巻き込まれることにもなりやすいです。
安定・安心のために必要なことは、今感じている不安の根っこをとってしまいます。
この根っこは自分で作り出している事も多いので、「こういう選択や行動をすることで解消出来る」という目安を手に入れます。
結婚をして良いかどうかという不安は、意外に取り越し苦労も多いです。
相手を大事にしようとしすぎるために、強く不安を感じている可能性もあります。
よくあるのは結婚後は家庭に入る、あるいは結婚後も仕事を続けることです。
特に家庭に入る場合は注意が必要
世間一般の常識で判断してしまって「自分にとってはどうなのか」がないがしろにされていることがあります。
その結果、我慢を強いられていきます。
一昔前ならこれも通じましたが、今は時代が違います。
専業主婦をすることが合っている人ならば何の問題もありませんが、そうじゃ無い場合は離婚にまで発展していきます。
結婚前に感じる不安は「結婚は良い。でも、その後大丈夫なのだろうか」という確証のなさから感じています。
それを少しでも確かなモノにするために、ご自身が安心出来るポイントを明確にし、そこを結婚前・結婚後に整えていくことで不安を解消していきます。
ここがしっかりすると、結婚に対する意識も勢いが出てきて、乗り越えられるようになります。
結婚してから辛いのは結婚前に不安を押し殺していた事が多い

相談者本人も不安を感じつつ、でも我慢すれば何とかなるだろうと思い込みながら結婚をしてしまう事があります。
我慢は続かないです。
結婚は一生モノです。
そんなの分かって結婚されていると思いますし、いつかは変わるだろうと思っていらっしゃるかも知れません。
でも、変わらないです。
変わらないから我慢しています。
今の我慢を5年は続けられるかも知れません。でも
人生経験が増える毎に我慢が出来なくなっていく
我慢が難しくなるのは周りの現実(離婚話とか)を知り、今まで取ってきた選択以外で自分の取れる選択肢が増えた時です。
離婚はしたくないけど、離婚も頭をよぎる人がいます。
それぐらい結婚後の辛さはきついです。
結婚前の不安と結婚後の辛さはリンクしています。
自分基準では無く、周りの基準に自分を合わせようとすることから辛さが出てきます。
家庭内なら夫と合わせ、家庭外なら夫の親との関係が出てきやすいです。(自分の親の場合もあります)
それが良いと思って選択をしてきて、「いつか良い感じになれば」と期待をしているケースで起きやすいです。
でも、良い感じにはなりません。
ならないからこそ、今、辛くなっています。
自分に必要な環境を知ることから始める
この時には、ほぼ未来が決まっています。
上でもお話をしているように、今は我慢が出来るかも知れませんが、10年後は難しいです。
ご自身に合った環境を知り、その環境に家族も合わせてくれる気配があるなら未来も変わっていきます。
一方で「絶対無理」となれば、それはやはり関係を維持することの難しさを表しています。
ここで大きく3つのパターンに分かれます。
一つは「自分がしっかりしなきゃ!」と自分自身を立て直そうとする人
一つは「諦めます」という人
一つは「好きにやります」という人です
どれが良いか悪いかでは無く、鑑定段階での心の有様という感じです。
どのパターンでもしっくりくる

次のステージに入りやすい人・入り口に来ている人は、自分なりに思うところが既にあるので、占いを受けるとすっきりします。
諦める人は、今はまだ選択が出来るだけの力がないです。
こういう場合は「来る未来の覚悟」だけはするようにして、時の流れを待ちます。
占いの良いところは「未来を想定出来る」ことです。
その通りになるかどうかではなく、可能性を知らせてくれることです。
先が見えないから判断を先延ばしにしたり、不安になったりします。
でも、先が見えてきたら、「どうするか・どうしたら良いか」という思考に切り替わります。
人は良くても悪くても自分の状況がはっきりすると、楽になっていきます。
もちろん、良い方が良いですが、一番きついのは状況が分からず、周りに振り回されてしまうことです。
「不安」や「辛さ」はある意味で感覚的なことで、分からない・見えない部分が大きくなっているときに感じやすいです。
そういう時に「今はこういう状態で、このままで行くとこうなる可能性があります」ということを知る事が出来ると楽になります。
そこから先は「望む未来の選択」が次のステップになります。
一緒に読んでみてください:「結婚したいのか、自分がやりたいことをやるのか、運をつかめる人とそうでない人の違い」